攻め方を変えて

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2016年03月25日 23:07

川原に立っていると、少しづつ季節が移り変わっていくのを肌で感じる事が多くなってきました。











暖かさであったり芽吹く緑の色であったり匂いであったり鼻につく花粉であったりw



そんな気持ちの良い春の陽気の中、再びいぶし銀に輝くお魚と出会う事が出来ました。











前回の3本目を獲った後、今度はスプーニングで釣りたく、しばらく下流域に足を運んでいたのですがなかなか自分のスタイルとハマらず…



気分転換も兼ねてちょっと上の方へ。





仕事前の2時間勝負。



しかし向かっている途中お腹の具合が…orz



少々出遅れて向かったのは今期3度程バラしているポイント(^-^;



先行者を覚悟したが、着いてみると誰いない様子。



じっくりと釣り下っていってやろうではないか♪w



瀬が3つ連なるこのポイント、魚が入っていればおおよそ鱒がつくであろう箇所は2か所。



そのホットスポットを中心に足早に探っていく。



まずは1か所目のホットスポットであるガンガン瀬の中の僅かな緩みを何回か流してみたが異常無し。



続いて釣り下っていって2か所目のホットスポットへ。



上流側の瀬からの落ち込み。



いい感じの流速であり、雰囲気は抜群である。



いつも通りMDタイプのミノーをクロスに打ち込んで探ってみる。



ジャーキングを入れてみたりトゥイッチングを織り交ぜてみたり、いろいろ試して誘ってみるがなんら反応は無い。



そこで、ふと前日に見たTHEフィッシングの光景が頭をよぎった。



あの、本波さんが秋田の玉川でサクラマスを釣るという回であったがその時のヒットルアーをタックルケースに忍ばせていた。



ファーストシンキングのこのミノー、これでちょっと攻め方を変えてみる。



同じく落ち込みにクロスにに撃ち込み、一旦確実にボトムを取っってからボトムスレスレをトレースさせるイメージで探ってみた。



その数投目、ボトムをとってトントンと数回誘いを入れながらリーリングしてくるとドン!と竿が絞り込まれる。



フッキングをキめた瞬間、魚は下流へ一直線。



止まったと思いきや今度はグネグネとローリングしながらジワリジワリと下へ…



ジッジッジッーというドラグ音と竿からの魚信と緊張感が相まってたまらなく心地良い。



竿をねかせて暴れさせないようプレッシャーをかけてやると今度は上へ昇ってきた。



魚が見え、フッックの位置を確認するとテイルフック一本ぽい…



ドラグを一つまみ緩めて応戦。



何度か勢いよく突っ込まれたが、最後は大人しくネットに収まってくれた。



ネットに入った瞬間ルアーがポロリ。



紙一重の攻防でした(^-^;



新しく実践投入した16セルテートもようやく入魂。



九頭竜鱒4本目、頂きました~。











しかし何度もMDで通したはずなのに…サクラマスって本当に分からないお魚です。



しかしまだ3月だというのにこのペースで釣れてしまっていいのでしょうか…



兎に角、この「当たり年」を堪能したいと思います。





最後に、今年新しく実戦投入した2016セルテートのインプレッションをちょろっとだけ綴らせて頂こうと思います。











詳しい内容はこちらを覗いて頂けると記載されておりますのでここでは個人的な使用感をサラっと書きます。


サクラマスや港湾、小磯、河川でのシーバス狙いで自分が使用しているのが今回使用したセルテートの2510PE-Hというハイギアモデルなのですが、前モデルの2013セルテートと何が変わったの?と言いますと自分が大きく変わったと思ったのはやはりドラグシステムなのではないかと思います。


サクラマスを釣る上で厄介なのが口切れによるバラシです。


やっとの思いで得た貴重な1バイトもサクラマス特有の柔らかい身の質による身切れでバラしてしまい、悔しい思いをする事がよくあります。


そんな事がないよう、いつもドラグはかなり緩めにして対処しているのですがそこで不安になってくるのがフッキングです。


ドラグがズルズルだとアタリがあってからアワセを入れた時にドラグが余計に滑ってしまってしっかりとリフッキングできているのか不安になり、ドラグを絞りすぎるとかえって前述のようになるリスクが高くなります。


そこで、今回2013セルテートに搭載されていたUTD(アルティメットトーナメントドラグシステム)から新しくATD(オートマチックドラグシステム)というものに変更されたのですが、このATDだと緩めに設定したドラグでも、フッキングの瞬間はドラグが滑らず、魚が動きだしてからは緩めに滑ってくれる構造なので口切れのリスクが低減されます。


分かりやすく言えば、ドラグをユルユルに設定してもフッキングはしっかりキまって、出て欲しい時にはちゃーんと出てくれるという仕組み、まさにオートマチックって感じですよねw


実際魚を掛けてやりとりをしてみて、ドラグは緩めに設定してありましたがフッキング時も難なく決まり、激流を味方につけたサクラマスの瞬間的なダッシュもにもしっかり追従してラインを引き出してくれて、粘る時にはしっかり粘ってくれて、比較的スムーズにやりとりができた印象を受けました。


リールの巻き心地ですが、使った印象は前回のセルテート同様、めっちゃシルキーです♪


若干ローター部が前モデルよりもでるより軽くなっているので巻き抵抗も軽くなってます。



16セルテートから、メインシャフト、ラインローラーに加えて、マグシールドボールべアリングをドライブギアの両軸にマグシールド搭載されてるみたです。


ヘビーユーザーの方々には嬉しい装備ではないかと思います。


では簡単ですがこの辺で終わりにしたいと思います。


引き続き16セルテートを使い込んでみます。









TACKLE DATE

ROD : ITO.KRAFT EXC820MX

REAL : DAIWA 16CERTATE2510PE-H

LURE: DAIWA WISE MINNOW SAKURAMASU-SPECIAL 90FS






















































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