とうとう、とうとう三年越しの称号、頂いちゃいました~w
いや~、本当……長かった。
依然として好調を維持し続けている今期の九頭竜川。
毎日更新される釣果情報を見ながら四苦八苦してたのですが、小春日和だった日曜日にようやくチャンスが巡ってきました。
好調という事もあってか、平日でも沢山のアングラーで賑わう九頭竜川。
あまりの人の多さから、あらゆる面で自分の釣りをやり通すのが難しく、対人戦といっても過言では無い九頭竜川のサクラマスゲーム。
そんな中、休日の日曜日は何処を撃とうか迷っていた。
魚は確実にいるであろう連日釣果が上がっているポイントに入り、アングラーで賑わう激戦区の中ひたすらキープキャストか…
それとも人を避けてマイナーなポイントで気になっている所を撃つか…
タイムリミットは午前中のみ。
迷った末、後者の気になっている中洲を撃ってみる事にした。
以前に何度か撃った事がある所ではあるが、未だそこで釣果が上がってないポイントという事と中洲に入るのにちょっとした急瀬を切っていかなくてはいけない所故、アングラーはまずいないだろうと読んで朝一から入ってみた。
夜明け前の薄暗い中、半分流されつつ瀬を切り、中洲に到着すると案の定1人じめw
対岸に数名アングラーが入っているものの、探りたい流れの筋はこちら側に流れ込んでいてじっくりと探れる。
薄明りの中、まずは上流の瀬頭からじっくりと流していく。
流速は良い感じだけどちょっとが浅い感じ…
ヒラキも良い感じの流れだけどコツンとも来ない。
次の瀬肩を探って、瀬尻から急激に深くなる淵を丹念に探る。
ここも流れは良い感じ。
あらゆる角度から探りを入れてみると足元のブレイク付近でモゾっときたので思い切ってフッキングを入れると…
お約束のニゴイ(^_^;)
何気に今期既に8本ぐらい釣ってますw
気を取り直して再び釣り下るも全く反応無し…
釣り下れる限界地点まで辿り着き、始めの瀬頭からもう一流しする事に。
おてんとうさんも完全に登りきった所で強い南風が吹き始めた。
方向的に完全な向い風となり、釣りづらい状況ではあるが、なんとか流れを利用してもう一度探り直す。
天気は快晴ということでゴールドベースのルアーを軸に、要所要所でレンジを合わせつつローテンションしていく。
上流の瀬絡みでは何も無く、良い感じの流れである淵に到着。
レンジを意識してダウン気味で流し、ヒラを打たせるイメージでトントンと誘いつつ探っていると突如竿を引っ手繰られた。
正にガツン!!という感じのバイト。
一気にドラグが唸りだし、さっきのニゴイとは全く違うパワーでラインが引き出される。
ダッシュのスピードから鱒と確信し、ドラグを緩めてとテンションを維持させる。
何度が流芯へ突っ込んだ後、今度はウネウネとローリング…
焦る気持ちを抑えつつジワリジワリと距離を詰めていく。
そろそろ弱ったかな~と思い、ランディグ体勢に入るが再び流芯へダッシュ!
あまりのパワーと緊張感にタジタジになりながらも最後は大人しくネットに納まってくれた。
キャッッチした瞬間、いろいろな思いが込み上げる。
思い起こせば4年前、サクラマスデビューの年は本当に悔しい思いをしたのを忘れない。
絶対上手くなって「名人」の称号を獲ると決意して3年。
本当に長かった。
ようやく、ようやく心の底からサクラマス釣りを楽しめるような気がしますw
迷惑をかけながらも応援してくれた家族を始はじめ、同じく応援してくれた釣友に心から感謝致します。
TACKLE DATE
ROD : ITO.KRAFT EXC820MX
REAL : DAIWA CERTATE2510PE-H
LURE: BASSDAY SUGAR 2/3 DEEP SG 85F